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2006年10月14日

外交という仕事

ホームズ、今日の「とっておき話」の
ホームセンターからは・・・

 

先日の安倍首相訪中の舞台裏を産経が検証していま
した。

胡錦濤主席との会談を終え、温家宝首相主催の晩餐
会直前のこと、一息ついていた首相に外務省高官が
「中国側の意向」として、あいさつの修正を求めた
というのです。

「なぜ私の挨拶の内容を中国側が知っているのか」
と首相が質すと、押し黙ったきり。

「こちらは温首相のあいさつの内容を知っているの
か。」との問いにも答えはなかったといいます。

「では、挨拶はできない」と安倍首相が言うと、あ
わてふためいたらしいのですが、安倍さんは譲らず
挨拶はキャンセルとなったという話です。

ここに、外務省のお偉いさんの勘違いが凝縮され
ていますね。彼らにとって、外交とは波風立てず
「みんな仲良く」が最善なのです。

7月の北のミサイル実験をめぐる安保理交渉でも、
とにかく早いとこ妥協をはかり、着地したがってい
た外務省の実態がさらされています。

外交は「武器なき戦争」という意味がわかっていな
いし、闘う度胸がないのでしょう。

これなら誰だって外交官務まります、ハイ。

これじゃあ、

「おめーらの態度しだいじゃ、また、破壊デモが起
 きてもしらねーぞ、グォラ!!」

みたいにすごまれたら、きっと真っ青になって「お
母さん」と泣き出すんじゃないかと心配になります
わ。

・・・
TVで「小倉智昭の怒れ国民 税金ムダ使い真相調
査第3弾」(はー、タイトルなが。 テレ朝)を見
ました。

まさに怒り心頭の1時間48分でしたが、その中で
外務省の超優雅な海外勤務実態がレポートされてま
したね。

この人達、喧嘩はできないけど、税金をいかにムダ
に使い、一方で自身の財産をいかに構築するかとい
うことに関してはたゆまぬ努力を積んでいます。

首相はじめ議員さんたちが来たときのツァーコンダ
クターは一生懸命やりますが、一般国民が海外で困
って在外公館へ出向いても親切でなかったという報
告はわんさとあります。

真面目な下層公務員の「既得権益」はどかどかと消
されていますが、キャリアの時代錯誤的な特権はわ
れわれの知らないところで生き続けています。

海外で紛争などがあって避難する際は、アメリカ大
使館へ行ったほうが迅速な行動をとってくれます、
などと自国人があちこちで口コミしない前に、しっ
かりと仕事をなさってください。


 


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