本田美奈子一周忌を前に:ホームズの音楽フラッシュ☆ホームズで本田美奈子一周忌を前にを解説!



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2006年11月02日

本田美奈子一周忌を前に

ホームズ、今日の「とっておき話」の
ホームセンターからは・・・


本田美奈子アメージンググレースのことは以前このブログでも書きました。
http://holmes.livedoor.biz/archives/cat_50028443.html
ご参照。

その本田美奈子さんが逝ってもう1年なんですね。

本来なら復帰した本多美奈子が歌うはずだった曲が、今回追悼シングルとしてリリースされました。

   wish(DVD付)

以下、メーカー/レーベルよりこの曲「WISH」の誕生秘話です。

この楽曲は、昨年春に白血病の闘病生活をおくる本田美奈子さんの「元気になったら絶対にまた歌いたい!」という強い思いを受け、本田さんのサウンドプロデュースを手掛けていた井上鑑が作曲し病床の彼女に贈ったものです。

そして本田美奈子復帰第一弾の作品として世に発表されるはずであった楽曲。

本田美奈子が闘病生活をおくっていた頃、井上鑑は福山雅治の全国ツアーにサウンドプロデューサー/プレイヤーとして参加していました。そして病床の本田美奈子さんを元気付けようと、福山雅治をはじめとするミュージシャンたち、そしてコンサートスタッフ全員に呼びかけ、コンサート会場でデモDVDを製作し本田美奈子さんに届けたのです。

「元気になったら、みんなでこの楽曲をレコーディングしよう!」という想いを込めて・・・。

その想いは叶うことなく、2005年11月6日、本田美奈子さんは他界されました。

必ず治る、そう信じて、「もう一度歌いたい」という願い(WISH)を抱きつつも星になった本田美奈子。

この曲wish(DVD付)がどうか天上まで届きますように・・・

(収益は寄付されるそうです)

関連記事は以下。


福山雅治、本田美奈子との初対面を語る

昨年1月に急性骨髄性白血病と診断され、闘病生活を続けていたが、昨年の11月6日に38歳という若さでこの世を去った本田美奈子

彼女の1周忌を迎える今年の11月に、井上鑑率いるプロジェクト“INOUE AKIRA&M.I.H.BAND”が、追悼シングル「wish」をリリースする。11月1日のリリース日に先立ち、“INOUE AKIRA&M.I.H.BAND”のメンバーである井上鑑、福山雅治と、作詞を担当した一倉宏の3人が、10月30日にCD発売元であるユニバーサルミュージックにて、記者会見を行なった。


同曲は、本田のサウンド・プロデュースを手掛けていた井上が彼女の復帰第1弾の作品として用意していた楽曲で、元気に回復した彼女が、自身の作品として発表するはずだった。彼女が闘病生活を送る中、福山雅治をはじめとするミュージシャンやスタッフらが、彼女を元気付けようと、同曲のデモDVDを制作し、病床の彼女へ届けていた。彼女は、感激のあまり、涙を流しながら曲を聴いたという。


記者会見では、「wish」のビデオ・クリップが初披露され、冒頭に記した3人が、本田美奈子との思い出や、今作を制作することになったきっかけなどを語った。メイン・ヴォーカルの1人である福山は、彼女と初めて会ったときのことを、こんな風に語った。

“デビューして間もない頃、パチンコに行った帰りに、母親の店から出てきた美奈子さんと偶然会いました。

まだ、芸能人に会う機会があまりなかったので、とてもうれしかったのを覚えています。そのとき僕は、当然彼女のことを知っていましたが、彼女は僕のことはたぶん知らないだろうと思ってました。

それ以降、彼女と直接会う機会はなかったのですが、彼女のお墓参りに行ったときに、高杉さん(本田の事務所の社長)が、“美奈子が一番会いたかった人が来てくれたよ”と言ってくれて。それで、初対面のときの話を高杉さんにしたら、“美奈子はそれを覚えていて、いつも福山くんを応援していたよ”という話を聞いて、うれしいような、切ないような気持ちになりました”

そして、記者から
“本田さんへ伝えたいことは?”と訊かれると、

“この曲は、初めから僕らが出すと想定して作った曲ではないんです。だから、この曲は永遠に未完成なままの曲だと思っています。僕らが今回したことは、美奈子さんへのプレゼンテーションです。僕たちはこんな風に歌いましたが、美奈子さんなら、どんな風に歌いますか?って訊きたいですね”(福山)、

“福山くんは、ツアー中に、これを引き受けてくれた。アーティストにとっては、楽しくもあり、とても大変なときなのに。誰もが疑うことなくやってくれたということは、僕にとっては奇跡です。僕の周りのこんな素敵な人たちが、美奈子さんともつながりましたよ、と伝えたい” (井上)、

“本田さんには、(詞について)これでよろしかったでしょうか?と訊きたいです。きっとそれは、聴いてくれる人が、答えを出してくれるんじゃないかと思う”(一倉)

と、それぞれコメントした。

このプロジェクトの発起人である井上は、今作について“この曲が、先々歌い継がれていくような歌になっていくことを、横から見守っていきたい”と語った。

作詞を担当した一倉は、“本田さんが書き残した文から言葉を抜粋し、彼女が何を伝えたかったのか考えながら、彼女の気持ちがみんなの心に届くように詞を書いた。彼女の感じた世界を感じて欲しいと思う”と、詞に込めた思いを語った。

同曲は、CDのみの初回限定盤と、CD+DVDの通常盤での発売となる。DVDには「wish」のミュージック・クリップのほか、レコーディング風景を収録したドキュメンタリー映像が収録されている。みんなのふとしたやさしさにより完成した同曲が、1人でも多くの人の心に届くことを願いたい。

シングル「wish」
【初回限定盤】(CD) UUCH-9017 ¥1,000(tax in)
【通常盤】(CD+DVD) UUCH-5074 ¥1,200(tax in)
2006年11月1日発売


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