西部劇シェーンの敵役死す
ホームズ、今日の「とっておき話」の
ホームセンターからは・・・
ネットのニュースを見ていて、“「シェーン」の米男優、死去”という小見出しに気づき、一瞬、アランラッドのこと?と思ってしまいました。
(記事は最後に)
あの映画って僕が生まれるけっこう前のヤツだったよなーという記憶があったので「健在だったのか」とクリックしてしまいました。
そしたら、ジャック・パランスという俳優さんでしたね。何の役やったのかと思って映画の配役を調べたら、凄腕のガンマン、ウィルソン(シェーンの決闘の相手だった)役だったんだね。
ついでに主演のアランラッドのことも調べてみたら
彼はもうずっと前に亡くなっていました。
「シェーン」以降は作品に恵まれず、決して幸せな死ではなかったようですね。
・・・
「シェーン」・・
当然ながらスクリーンではなくビデオで見た年代ですが、単なる西部劇ではなく、西部の叙情性をふんだんに盛ったファミリー劇の印象を持っています。
派手なドンパチは最後までありませんが、最後の最後にもってきたガンファイトの演出はお見事の一言に尽きます。「そらみろ、シェーンはやっぱり強いんだ!!」とあの男の子と同じ思いで見つめてしまったのを思い出します。
確か0.6秒の早撃ちとか・・
かっこよかった!!
いつかは立ち去ると分かりながら、やはり迎えてしまう最後の別れのシーン・・
「父さん母さんの言う事をよく聞けよ。
・・・正直で強い男になるんだぞ。」
「シェーン、母さんが残って欲しいって。父さんも 仕事手伝ってって・・。」
とどまることはないと分かっていても必死にシェーンを止めようと話しかけるジョーイ。この男の子と同じように、ずっといて欲しいという思いが見る者すべてににこみあげてくる場面です。
「シェーン!! カムバーック!!!」
立ち去るシェーン、呼びかけるジョーイにかぶさるようにながれるテーマ曲「遥かなる山の呼び声」が
切ない心情をさらに高めます。
(この曲だけでも聴く価値ありですね)
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「シェーン」の米男優、J・パランスさんが死去
[ロサンゼルス 10日 ロイター] 西部劇の名作「シェーン」にガンマン役で出演した米アカデミー賞男優、ジャック・パランスさんが10日に死去した。享年87歳だった。広報担当者によれば、死因は自然死。
パランスさんは多数のTVドラマや映画に出演し、その風貌やかすれた声などを生かし、危険な人物の役などを演じた。1952年の「突然の恐怖」と1953年の「シェーン」でアカデミー助演男優賞にノミネートされ、1991年の「シティ・スリッカーズ」でアカデミー助演男優賞を受賞した。
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