「平成19年」がスタートしたのです:ホームズの政治☆ホームズで「平成19年」がスタートしたのですを解説!



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2007年01月09日

「平成19年」がスタートしたのです

ホームズ、今日の「とっておき話」の
ホームセンターからは・・・


次の各新聞の一部を読んで何か気になることはありませんか?

まずは朝日新聞の元旦、社会面の記事。

天皇陛下が年頭の感想
「信頼し合って暮らせる社会に」

天皇ご一家は07年の新年を迎え、天皇陛下が年頭にあたり宮内庁を通じて感想を発表した。

陛下は豪雨や台風など自然災害が相次いだ昨年を振り返り、「150人もの人命が失われたことは痛ましいことでした」と心を寄せた。また、「互いに信頼し合って暮らせる社会を目指し、力を合わせていくよう、心から願っています」と記した。

次に毎日新聞、元旦の社説

07年、もっと前へ 
 「世界一」を増やそう 挑戦に必要な暮らしの安全


日本に「世界一」はいったいいくつあるだろう。

鹿児島県の桜島大根は世界一大きいダイコンだ。法隆寺は世界一古い木造建築である。野球の王ジャパンは米大リーグを抑え世界一になった。「男はつらいよ」は世界一長い映画シリーズである。

いくらでもある。東京競馬場の大型映像スクリーン
(ターフビジョン)は三菱電機製で世界最大である。トヨタの「カローラ」は車名別生産台数世界一の自動車だ。そして、わが日本は世界一の長寿国である。

2007年の年頭に当たって私たちは、この世界一のリストをどんどん増やしていこう、と提案する。厳密に「世界一」である必要はない。世界的基準に照らして傑出したモノやサービス、世界に胸をはって誇れるような、「日本発の価値」を増やそうという呼びかけだ。

で、これは産経新聞、元旦の主張(社説)

【年頭の主張】
凜とした日本人忘れまい 
       家族の絆の大切さ再認識を

平成19年の元旦、津々浦々で家族団欒(だんらん)や一族再会の幸せを久しぶりにかみしめた家庭も少なくないことだろう。

何かお気づきになったでしょうか。

じつはこの中できちんとわが国古来の年号表記をしているのは産経だけということなのです。

朝日は皇室の記事にも関わらず、「07年の新年」という表記。例によって、一切の敬語なしの記事にも違和感を覚えますが、この西暦の表記は皇室の伝統を少しも重んじない朝日の姿勢がまるみえです。憲法を敬い大切にしろと説教をたれるわりに、日本国民の象徴たる天皇家への配慮はまるで感じられません。

毎日新聞も、どうやらキリスト教信者が記事を書いているのでしょう。一切「平成」という元号は用いていません。

・・・

ここで取り上げなかった読売、日経、他にも地方紙を入れればたくさんの新聞があるでしょうが、各新聞社の「社名」の上にある日付、ここを見て「平成19年(2007年)○月○日」となっている新聞は産経以外にあるのでしょうか。ほとんどが西暦優先ではないでしょうか。(宗教系のものは当然、その宗教で用いている年号を使っているでしょうから、これは省きます。)

NHKの元旦のニュースもまず西暦ではじまりましたから、ここが公共放送であるという自覚はまるでないということを暴露していました。

細かいことですが、自国の文化への関心度、配慮はこのようなところでもよく分かります。

 


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