ワールドカップ2006サッカー☆ホームズ
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ワールドカップ2006サッカー☆ホームズ
ワールドカップサッカー、フランスをめぐる話
ホームズ、今日の「とっておき話」の
ホームセンターからは・・・
いよいよワールドカップ2006サッカー、大詰め
ですな。
まずは、ドイツの守護神、ゴールキーパーにあのオリ
バー・カーンが返ってきましたねー。前回日韓大会で
のMVPですよ。
すっかりレーマンにキーパーの
座を奪われましたが、アルゼン
チン戦で、最後のPK戦になった
とき、レーマンに力強いパワーを
与えていたのが印象的でした。
そのカーンが3位決定戦での先発。見事な働きで
絶賛を博しました。
そしてとうとう決勝戦。
でも、あの一次リーグ滑り出しの状況から今日の
決勝に進出するフランスの姿を想像できました?
ジダンなどさんざんマスコミにたたかれてたよう
なんですが、今じゃ「いぶし銀」とか、「光取り
戻した英雄」とか「ジダンのための結束」とか、
もうジダン、ジダン、ジダン、ジダンですね。
ジダンが地団駄とかのCMっ
てありましたよね、そういや。
「髪型は息子ベッカム、父ジダン」なんていう傑作
川柳もありました。
あれだけぼろくそに言ってたジダンのフランスが
勝ち上がるのですから、マスコミや評論家諸氏も大
あわてでしょう。
いや、いいんですよ、コメントがころころ変わった
って。
フランスといえばナポレオン、
ん? サッカーに関係ない
ぞー。 ええ、関係ありませ
ん。でも書きたいんです、
このフランスチームへの
マスコミの毀誉褒貶ぶりを。
その前にちょっと世界史です。この年表みて。
1804年 ナポレオン、皇帝に。
1805年 フランス、トラファルガー沖の戦いで
イギリスに敗北。しかしアウステルリッツ
の戦いでオーストリア、ロシア連合軍を
大破。また、共和暦を廃止しグレゴリウス
暦に戻す。
1806年 神聖ローマ帝国が崩壊する。
1808年 スペイン独立戦争勃発(〜1814年)
1812年 ナポレオン、ロシア遠征に失敗。
1814年 ナポレオン、退位に同意しエルバ島に流さ
れる。ルイ18世による王政復古。
ウィーン会議が開かれる。
1814年 (イギリス)スティーブンソン、蒸気機関
車を開発。
1815年 ナポレオン、エルバ島よりパリへ帰還。
しかし、ワールテローの戦いで敗北し、
セント・ヘレナ島に流刑。
1816年 アルゼンチンが独立宣言。
1821年 ペルーが独立宣言。翌年にはブラジル帝国
が成立。
1821年 ナポレオン、胃ガンで死去する。
ナポレオンが皇帝になってからのものなのですが、こ
の生涯で1815年のナポレオンの動きを伝えるマス
コミ報道が面白いのです。
ナポレオンがエルバ島を脱出、マスコミはいち早くこ
の事実を報道。
すなわち、「怪物、流刑地を脱出」との見出し。
で、ナポレオンが北上するにつれ、
「コルシカの狼、カンヌ上陸」
「悪霊、グルノーブルを占拠」
(まだまだ余裕です、ナポレオンがなんでぇ、こちとら
江戸っ子だぜー、いやもとい、こちとらパリっ子漬け
だぜー・・・・さむ?)
「専制皇帝、リヨンに入る」
(ん、リヨンまできたの? だがよー、おめーが独裁者
なのは事実なんだからな、忘れんなよ、そこんとこ)
「ボナパルト、北方へ進撃中」
(まだ、勝ってるって? <まず>おい、お前、専制皇
帝なんて見出しやめれ! 一応名前をつけろ。な〜に
呼び捨てでいいから)
「皇帝陛下、フォンテンブローへ入られる」
(え? 誰が陛下に対してそんな失礼な言い方しまし
た?わがフランスを治められるお方はナポレオン閣下
以外にはないではありませんか。
皇帝陛下、マンセー!)
はーい、見事な変遷でした。
だからジダンフランスもこれでいいんですね、
マスコミ様。
決勝戦で使用されるボールです。
ワールドカップサッカーと巨人
ホームズ、今日の「とっておき話」の
ホームセンターからは・・・
プロ野球、巨人が弱いわけ?
それは
「巨人軍選手は紳士たれ」という呪縛だと思う。
プロ野球選手が、試合後ヒーローインタビューを
受けている際のコメントはつまらなさすぎます。
特に巨人の選手は。
「応援している皆さんのおかげで勝てました。」
「ファンのみなさんのために頑張ります。」
・・・・
とーっても良い子ちゃんの答弁で、
「そうかそうか、俺の声援がお前に力をやったんだな、
わかってるじゃないか。」
なんて納得しちゃう人ってどれだけいるんでしょうね。
僕だったら聞いてみたいのは、
「あの剛速球打つためにオフから練習つみました。
いま、彼の本気の球を打てるのは日本中で僕だけ
だと自負してます。」
とか
「前回は○○さんに、やられて、その上、
言いたい放題言われましたから、今回は
腕も折れよとばかりに投げました。
抑えられてサイコーです。
ファンのみなさんも最高の勝負が見られて
満足してくれたと思います。」
などの、野性味あふれる生きた言葉です。
話かわり、
ワールドカップ2006サッカー、
日本の敗退を受けて、
様々な人がいろいろな媒体で
自分の意見を披瀝しております。
そのなかで最近秀逸だと思ったのが
スポーツジャーナリストの玉木正之氏が
産経新聞紙上に発表した
「野生児生まぬ体育教育」という
評論です。(6/29付)
一部抜粋。
「そして日本の社会は、過去の長い間スポーツを
「教育」(体育)としてとらえ、実践し続けてきた。
学校で行うスポーツの目的はスポーツを通じた
人格形成であり、スポーツを通して
社会的ルールを体得し、
協調性ある良き社会人を育成すること…。
今もそう考えているスポーツ界の指導者は
少なくない。」
「しかし、W杯でプレーしている諸外国の選手
には、どこを探しても「良き社会人」の姿
など存在しない。
敵の選手への激しいタックル、身体をぶつけ、
ユニホームを掴(つか)み、スパイクの裏を
使ってまで敵の突進を阻止しようとする。
そしてゴールを狙う選手は、それらの「暴力」
に負けることなくシュートを放つ。
彼らのボールを奪おうとするギラギラとした
目つきは、狂気を含むほどの野性の激しさに
満ち、「良き社会人」とはほど遠い。」
とこの評論の核心部で述べ、
「しかしスポーツとは本来、そういうものなのだ。
スポーツにさまざまな教育的効果があるのは
事実だが、それは一般社会とフィールドの
上は別世界、という前提のもとに存在する
はずだ。
にもかかわらず、スポーツのなかにまで
教育を持ち込んだ日本の「体育界」は、
先輩後輩を軸にした体育会系という
特殊な縦社会を生み出し、
命令で動く(命令でしか動けない)
従順な(善良な)スポーツマンを数多く
輩出した。
その縦関係はフィールドの外にも広がり、
先輩は社会でも優位に立つ一方、
フィールドのなかは進歩しない…。」
と結んでいきます。
プロ選手は本業で成績をだしてはじめて、認められる
わけで、先輩も後輩もないのです。
(中田英俊選手がピッチにたつと
先輩後輩など関係ないと
現にキングカズこと、三浦選手にも、呼び捨てで
指示出したりしてたのは当たり前の事なんですね。)
プロ選手が闘争本能むきだしなら、
試合中は言うまでもなく
たとえ勝利者インタビューの場面でも、
そこがフィールド上である限り
そうした姿勢が言動となって現れるのが普通だし、
そうした魂や気骨ある発言を
僕たちは期待してるわけです。
プロスポーツ選手や時に芸能人にさえ
「社会人の模範となれ」という
こと自体海外ではナンセンスなことなのです。
ワールドカップ2006サッカー、電通の陰
ホームズ、今日の「とっておき話」の
ホームセンターからは・・・
株の下げ幅で一番大きかった「電通」
ここでもう少し詳しく。
前回のワールドカップ日韓大会も
電通が仕切ったわけですが、
電通の問題は実は、
株価下落だけではすまされない
という声も聞こえます。
ところで、電通って?
はい、
「電通(でんつう)は、東京都港区東新橋、
汐留シオサイトに本社を置く日本の広告代理店。」
ですよ。国内じゃ有名ですね。
さてすごく気になる
このニュース。
『残念ながら、
テレビ局の都合もあり、
この時間に
やらざる得な
かった。・・』
このジーコ監督の発言については、
クロアチア戦後すぐの
監督共同インタビューでは分かりません。
でも、このあとのインタビューでは
「TV局の制限もあり
この時間にやらねばならなかった。」
とはっきり言ってます。
(ストリームが悪くても1回聞き通してください。
2回目からはスムーズに聞けます)
またここBBCの記事でも、
「Japan boss angry at match timings
(試合時間で日本監督怒り)
Japan coach Zico criticised
World Cup organisers
after his side played their
second consecutive match,
against Croatia, in hot weather.
(暑さの中での、2度目の試合後
日本の監督ジーコは
ワールドカップ機構を批判した)
Japan drew 0-0 with their
Group F rivals
and will need to beat Brazil
in their final group game
to stand a chance of
making the last 16.
(日本はF組のライバル<クロアチア>に
ドロー。
最後の16強進出のためには、
グループ最後の試合で
ブラジルに勝つ必要が生じた。)
"It's a crime that we had to
play in this heat again,"
said the Brazilian.
(このような猛暑の中、再び
プレイしなければならないのは
犯罪的行為だ。)
"Our last game was at 3pm too
but they want to do it that way
for television.
I guess business is business." 」
(我々の前の試合も午後3時だった。
しかし、彼らはテレビ放映のためそれを望んだ。
<結局>商売なのだと思う。)
さらに、
20日のasahi.com でははっきりと記事になってます。
この中のこの部分、
「豪州戦とクロアチア戦は、昨年12月の
組み合わせ抽選後に、
日本のテレビ局の要望もあり
開始時間が変更された。」
ほぇ〜、この段階でもう
試合時間が変更になってたんだねー。
▽オーストラリア戦(カイザースラウテルン)
日本時間6月12日午後10時
(同13日午前4時から変更)
変更前は、ドイツ時間で夜9時。
▽クロアチア戦(ニュルンベルク)
同18日午後10時
(同19日午前1時から変更)
変更前は、ドイツ時間で午後6時。
▽ブラジル戦(ドルトムント)
同23日午前4時(変更なし)
これはもう明らか。視聴率稼ぎのため、
本来ならむちゃくちゃな時間帯に、
2試合も入れられたわけだ。
誰に? そうそう英文の中でも、
ジーコはThey(かれら)としか言っていないけど、
当然テレビ局。
そして
国内の放映権を持っているのが電通なのでした。
視聴率優先での自社の利益追求のために、
国を挙げての選手をそこまで無視できるのか、
と思いの方はこちら。
電通鬼十則
1 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、
受け身でやるものではない。
3 大きな仕事と取り組め、
小さな仕事はおのれを小さくする。
4 難しい仕事を狙え、
そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5 取り組んだら放すな、殺されても放すな、
目的完遂までは……。
6 周囲を引きずり回せ、
引きずるのと引きずられるのとでは、
永い間に天地のひらきができる。
7 計画を持て、長期の計画を持っていれば、
忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が
生まれる。
8 自信を持て、自信がないから君の仕事には、
迫力も粘りも、
そして厚味すらがない。
9 頭は常に全回転、八方に気を配って、
一分の隙もあってはならぬ、
サービスとはそのようなものだ。
10 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、
積極の肥料だ、
でないと君は卑屈未練になる。
この、6条あたり読めば、まさにジャパンは
引きずりまわされたね。
電通マンはこの十則にのっとって
試合時間の変更を強く求めたのでしょう。
(でも9条って、ホントなのかい、と
思ってしまいますがね。)
これも仕事、いたずらに電通を責められないかも
しれないが、こんな事情の下で、
あの酷暑のなか、2試合もしなければ
ならなくなった選手には
いまさらながら、気の毒に思います。
だけどこうまでして
ビール飲んでゆっくりテレビ観戦できる時間帯に
放映時間を「変更してくれた」電通さんに、
どんな評価がでたかは、株価の面で
今現在のところ、はっきりしたように思います。
それと、もうひとつ気になるのは、
日ごろ言論の自由で、
ズバズバいうTVや新聞も、
「電通」にはほとんどだんまりですね。
「朝ずばッ」のみのさん、どうなってます?
ワールドカップ2006サッカーと経済効果
ホームズ、今日の「とっておき話」の
ホームセンターからは・・・
ワールドカップサッカー2006余話。
オリンピックもそうなのですが、
ワールドカップが経済波及効果をもたらすとは
よく言われてますが
実際はどうだったのでしょうね?
まず大会前、
朝日新聞be betweenでの記事(6/3付)
「W杯に向けて、出費をしましたか?
しますか?」の問いに、
「した、する」の回答はわずか8%。
ん〜、このモニターに限っては厳しい数字でした。
その、「した、する」派で、
「何を具体的に購入した、する?」については、
「関連グッズ」 「TV買い替え」
「スポーツバーでの飲食代」
「TVで見る際の飲食費」
と続きます。
次、産経新聞の経済面(6/16付)
DVDレコーダーの販売台数が7ヶ月ぶりにプラス。
サッカーワールドカップの夜中〜明け方の試合を
録画して観戦する人がい多いため。
ワールドカップ特需は、薄型TVなどの
ほかのデジタル家電にも
広がっているが、
DVDレコーダーが最も顕著とのこと。
ただし、オーストラリアに負けたところで
ピークは過ぎ、今後のクロアチア、
ブラジルと続く日本代表の活躍次第と
記事を結んでいます。
そうか〜、勝ってればねぇ、
「お母さん、決勝トーナメント、
うちもくっきりすっきり大画面の
TVで見ようよ。」
と、日本経済に協力してくれた人たちが
もっとでたでしょうにねー。
結果は・・・
(はぁ〜。日本経済のためいきでした)
で、河北新報経済面(6/24付)
23日の東京株式市場での
ワールドカップ関連株の
“失望売り”の記事。
アジアサッカー連盟オフィシャルスポンサーの
キリンビールが前日比13円安
オフィシャルパートナーの
日本マクドナルドが3円安
デジタル家電大手では
松下電器産業が15円安
関連広告収入が期待された
電通が3000円安。
「特需の期待で買われていた分が
敗退決定で消えた。」
との大手証券関係者の見方も紹介しています。
なんとも、経済にも厳しい結果をもたらした
ワールドカップの結果でした。
みなさんのご家庭では、ワールドカップ特需は
なにかありましたでしょうか?
あ、そう、この中の「電通」関連で
気になることあったので、次回にまとめてみます。
お閑ならまたどうぞ!!
ワールドカップ2006サッカー闘い終わる
ホームズ、今日の「とっておき話」の
ホームセンターからは・・・
ワールドカップ2006サッカー、
ジーコジャパン無事に帰国しました。
結果は残念だったですが、
今はしばしゆっくりと
お休みください。
すでに川渕キャプテンの失言か、
リップサービスか、
既定路線の押し付けなのか
よく分かりませんが、
次期監督有力候補の
お名前まで判明し、
すでに新体制へ流れが
加速しそうです。
同時に、「戦犯」探しなどの
つまらぬ言い合いはせず、
今大会の反省点や
ジーコ監督体制下での4年間をしっかり
総括して明日へとつながる議論に
して欲しいものです。
昨日といい今日といい
職場でもサッカーワールドカップの話題で
もちきりでしたが、
僕たちの反省としては、
「ファンのサッカーを見る目も
もっと厳しくならないと。」
という事ですか。
対ブラジル戦を前での公開練習、
シュートはずすと、スタンドから
厳しいブーイングがとんだと
いうことですが、こうしたファンの姿勢が
選手の怠慢や慢心を防ぐと思います。
それと、僕ら自身の問題、
「(ワールドカップとか、
日本代表の試合の時だけでなく)
もっと日ごろから、Jリーグに
関心持たなくちゃねぇ〜。」
と語った同僚の言葉に深くうなづきました。
さて、みなさんのサッカー関心度は
どれくらいでしょうか?
以下の項目にどれくらい正解できます?
○FIFAランキングはどう決めている?
○選手の「退場」は何人まで?
○フリーキックの“壁”は何人並んでもいいの?
○3点決めるとどうしてハットトリック?
○替えのユニホームは何枚用意?
○ジーコ監督は日本語が話せるって本当?
ワールドカップ2006サッカー ブラジルを飲み込む
ホームズ 今日の「とっておき話」の
ホームセンターは・・・
ブラジル戦・・・
はぁ、
(ため息、やる前から
勝負に負けている?)
あのタレント軍団のブラジル、
いまだ勝ちゲームのない相手から
2点以上の差で勝つ・・・
客観的にみて無理です。
超スーパーエースストライカーの
存在なくしては。
例えば1994年、
アメリカワールドカップでの
準決勝スウェーデン戦。
確か80分くらいまで互いに無得点
(だったと思います)
そのとき発せられた
ブラジルのエース、
というよりも
世界のエースストライカーの
ロマーリオの有名な言葉。
「おい、お前達!俺を誰だと思ってるんだ。
ロマーリオだぞ。俺にボールを集めろ。
そうすれば勝てる!」
その直後、確かに彼が決勝弾を放ち、
ブラジルは勝ちました。
・・・・
このセリフ、有言実行だったから
すごくかっこよかったですね。
あ、そうか!
カナリア軍団が日本のゴール付近に来て、
シュートの体勢に入りそうになったら、
ジーコが、叫べばいいんだ。
「俺を誰だと思ってるんだ!!」
ま、それは冗談として。
状況は限りなく厳しいです。
ブラジルも英雄ジーコだからと
手加減する気配はまるでないようですし。
僕たちができるのは、
サムライブルーのイレブン達を
ただ祈って見守るだけです。
もうひとつできるのは・・・
続きを読むワールドカップ2006サッカー、クロアチアという国
ホームセンターからは・・・
終わりました、サッカーワールドカップ2006
対クロアチア戦。
結果については僕が今
もう何も言う事はないですよね。
ただ、クロアチアという国について。
いまさらながら、こんな国と
僕たちの国は戦ったんだという事を
忘れないでおきましょう。
まず、地理です。(クリックすると拡大)
そしてクロアチアの基本情報。
そしてこれが彼らのエッセンス、
忘れてはいけない歴史です。
(近代史のみです)
「クロアチア・トスカーナ旅行記2003」参照。
旧ユーゴスラヴィアは、
スロヴェニア、クロアチア、
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、
モンテネグロ、セルビア、
マケドニアという6つの共和国で
構成されていました。
・・・・・
第二次世界大戦が勃発すると、
ユーゴはドイツと軍事同盟を結びますが、
これに反対するユーゴ軍将校が
クーデターを起こし、
軍事同盟を破棄。
ドイツはベオグラードに大攻撃を開始し、
わずか10日でユーゴ王国は降伏。
ユーゴは枢軸軍によって分割占領されます。
1941年、ナチス・ドイツは、
パベリッチ総統を元首とする傀儡政権
「独立国家クロアチア」を樹立。
内部での抗争が続きますが、
チトーを最高司令官とする
ユーゴスラヴィア人民解放軍は、
ドイツからの解放を呼びかけ、
パルチザン部隊を結成、
ユーゴ各地で抵抗運動を組織しました。
パルチザンは
ゲリラ戦を展開しながら解放区を拡大。
1945年、ついにベオグラードを開放。
続く1946年には、6つの共和国か成る
ユーゴスラヴィア連邦人民共和国が
誕生します。
チトーの強力な指導力の下、
新生ユーゴスラヴィアは
ソ連とは一線を画した独自の
社会主義路線を歩み出したのでした。
1980年にチトー大統領が死去すると、
抑えられていた民族問題が再燃。
さらに1989年に始まった東欧諸国の激変は
ユーゴスラヴィアにも波及したしたのでした。
1991年に始まったユーゴスラビアの崩壊で、
スロヴェニア、クロアチア、
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、
マケドニア、
セルビア・モンテネグロ
(2003年2月にユーゴスラヴィア連邦共和国より改称)の
5つの国に分かれたのです。
スロヴェニアは旧ユーゴの中でも最先進国であり、
人口の90%以上がスロヴェニア人であったため、
わりにすんなりと独立できたわけですが、
スロヴェニアと時を同じくして独立を宣言した
クロアチアではそうはいきませんでした。
人口の12%を占める国内の
セルビア人との民族問題を未解決なまま
独立に踏み切ったため、
クロアチアが独立を宣言すると、
国内のセルビア人の多くが武装して
国内に自治区を設定し、
クロアチアからの独立、
セルビア本国との併合を求めました。
セルビア人地区から始まった紛争は、
その後ユーゴ連邦軍が参入して本格化。
クロアチア各地に戦火が広がったのです。
1992年1月に独立が認められ、
停戦は実現しますが、
1995年、クロアチア軍が
セルビア人地域に攻撃を再開し、
大部分を支配下に置くと、
多くのセルビア人が難民と化したのでした。
サッカーワールドカップ
クロアチア代表
主将ニコ・コバチ選手の言葉。
「スタジアムに集まった人々が、
声を合わせてクロアチア国歌を歌っている。
それを聞いていると、
あの悲惨な内戦で命を失った多くの同国人のこと、
そして車椅子や義手、
義足での生活を強いられている人々のことを思い出し
私の目は涙で一杯になってしまう。
クロアチアのユニフォームを着ているとき
我々は、母国と国民のために
すべてをささげるつもりでプレーしているんだ。」
(南ドイツ新聞 ロナルド・レング氏取材記事より)
好敵手だったクロアチアに栄光あれ。
ワールドカップ2006サッカークロアチア戦迫る
ホームズ,今日の「とっておき話」の
ホームセンターからは・・・
ワールドカップ2006サッカー
日本対クロアチア、
いよいよあと6時間くらいに迫りましたね。
WBC(ワールドベースボールクラシック)の時も、
日本は崖っぷちから奇跡の復活をとげました。
「1勝2敗の恥ずかしい優勝」と皮肉ったのは
韓国でしたが、
アメリカはじめ、他の参加国からは
第1回優勝国として、その偉業を高く評価されています。
今回、サムライジャパンが奇跡を演ずるためにも、
前回のメキシコのようなチームが生まれればいいのですが。
より攻撃的にシステムを
変えるようですが、
得点できないと、
逆に守備的には負担がかかる。
前半での得点が
とにかくほしいところですね。
クロアチアは当たりも個人技も
日本より上、
逆にスピードは
日本が上とのことですから、
お得意の早いパス回しで左右に振り回し、
ミドルシュートを積極的に放つ
小笠原あたりを有効に使いたいところです。
今回のボールの変化については、
自慢ではありませんが、僕のブログで指摘
した通りだったでしょう?
とにかく「打つべし!」なんです。
気になる点など
中村選手の右足が今ひとつなのと、
微熱の影響なども有り
体調も万全ではない様子。
体力が落ちているのは
間違いないでしょう。
紅白戦で、新システムがうまく機能せず、
中田(英)選手とジーコ監督が
激しく議論する場もあったとか。
中田選手が納得したのかどうなのか・・
気になります。
最大のきがかり・・・
この数日、一番顔つきが変わり、
闘志むき出しになったのは
ジーコ監督のように感じます。
肝心の選手たちから、
鬼気迫るような闘志や
熱意が伝わってこない(僕にはね)。
よく言えば、マイペースで冷静。
悪く言えば、覇気がない、迫力がない、
良い意味でのプレッシャーや悲壮感がない。
「次に負けたら終わりだぞ。
このまま日本に帰るのか。
しっかり気持ちを入れてプレーしろ!」
監督の言葉は国民を代弁しているね。
ゴン中山さんとラモスさんに檄を飛ばしに
ドイツへいってもらいたいくらいです。
ちょっと有利な点
確実に日本を格下にみている。
野球で、どんな素晴らしい大投手でも、
(特に下位打者には)試合中に何球か
失投があるように、必ず、油断したプレーはでる。
人間の深層に刻まれた意識は
そう簡単には消えません。
それと、「暑さ」です。
一度日本は体験しましたから、
体の消耗度を時間で感覚的につかんでいるはず。
さぁ「大和魂」見せてくれ。
われらがイレブン!!
ワールドカップ2006対オーストラリア
ホームズ、今日の「とっておき話」の
ホームセンターは・・・
そら、きた〜!! ゴ〜〜〜〜〜ル!!!
と思いきや・・・
ワールドカップ2006サッカー
日本初戦オージービーフ軍団に惜敗!
オーストラリアに1対3で黒星スタートでした。
もう今はこれだけで十分。
あと、これからゆっくり
ダイジェストで振り返って、
すぐに休んでさっぱり忘れましょう。
暑い中よくやった、サムライジャパン。
でもさあ、
先週末だかに発表されてましたが
「番狂わせの国」で
日本がトップって、
なんか、釈然としなかったなあ。
だって、このあいだ
ワールドカップ前の試合で、
引き分けたドイツは
ランキングじゃ同じくらいなのに。
かたや優勝候補?
このランキング見れば、
オーストラリアが勝ったのって、
それこそ番狂わせで
オーストラリア諸君が
有頂天になるのは仕方ないでしょう。
そうでなかったら、この
ランキングって何の意味あるの?
ワールドカップ2006サッカー オリバー・カーン VS レーマン
ホームセンターからは・・・
続けてまた
2006サッカーワールドカップのことです。
その前に、タウちゅうさまの、
EMBAIXADA フリースタイル動画館を
のぞいてみて下さい。
ここのJOGATVのShinji After a Training は
面白い! ぜひ見てくださいね!
さて、
大会前の日本戦と
ワールドカップ初戦の試合もそうなんですが、
ドイツ戦で
あの、オリバー・カーンが
ゴールキーパーにいない、
あれ、と見ると、
キーパーはまたレーマンでした。
あの、ガッツマンはどこへとみたら
ベンチの控え選手。
んー、年月は流れたのだー、
とちょっと感慨深いものがありました。
(画像クリックで、はっきり)
カーンは、ブンデスリーガーでは、
バイエルン・ミュンヘンの正GKとして
802分連続無失点の記録男。
(約9試合無得点!)
この記録を止めたのが、
高原直泰(ハンブルガーSV)でした。
それから、
すっごく若いという
愛人疑惑(!)などもあり、
とうとう今大会は
第2GKとしてのスタート。
愛人とサッカーボールと世論は
同時にキャッチできなかった模様です。
一方のレーマンも
アーセナルで
764分無失点の記録を持つ実力派。
レーマンも大会直前の
親善試合で高原に2ゴール決められたから、
高原はイヤな存在でしょうね。
こうした状況ですから
この2人、仲はあまりよろしくないようです。
お年はともに36歳。
そういえば、MLB3Aシャーロットで
調整中だった野茂英雄投手が解雇となりました。
年はドイツのGK二人より一つ上ですが、
もう引き際なのでしょうか。
フランスのジダンの次回代表引退といい、
一世を風靡した名選手の衰えは
サッカーでも野球でも
感慨深いものがあります。
ただし、昨日お伝えした
ストライカー有利のボールとはいえ、
ドイツは守備に不安ありという印象が強いですし、
カーンが復活する可能性はなしとはいえませんね。
と、書いていたらこんなニュースが。
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