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青い鳥文庫☆ホームズ

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青い鳥文庫☆ホームズ

2006年08月19日
青い鳥文庫からでもいいのです

ホームズ、今日の「とっておき話」の
ホームセンターからは・・・


子供たちも夏休み後半、最後にどこかへ連れて
行ってとせがまれている方も多いことでしょう。
「いいから勉強しろ!」とつきはなさず、
「じゃあ、本屋さんに行こう。コミックでなければ
一冊買ってあげるから、本でも読んだら?」と勧め
てみましょう。

その際、親とすると、「坊ちゃん」やら「羅生門」
「舞姫」などの文豪もの、あるいは「ナイチンゲー
ル」「ヘレンケラー」「野口英世」などの偉人伝も
のなどを読んでもらいたいものですよね。

そのアドバイスに素直に従ってくれればねぇ、問題
はありませんが、「そんなのより、こっちがいいん
じゃない?」「こっちのほうがいいってば。」「そ
んなのなら、買ってあげない」と、結局、親子喧嘩
をしに、本屋へ行っている親子の姿もみられます。
(し〜〜〜ん)[■■]

これでは親も子もありません。
いや、元も子もありません(再びし〜〜ん[■■]。

・・・・

まずは、活字に慣れてもらう、興味をもってもらう
ことが大切です。だから、コミックでないかぎり、
親の目からすると、なんだかなぁと思うようなもの
でも、「読書の意欲を引き出すためだ」とポジティ
ブに考えましょう。

(コミックは、絵が入りますから、きちんと文を読
 まなくても話の展開が分かってしまいます。極端
 な子は、ほとんどセリフの文字を読まないで、絵
 だけ見てページを繰っています。[異常に早く、
 一冊のコミックを読んでしまう子供がいるでしょ
 う?] )

ですから、青い鳥文庫(講談社)からでもいいので
す。確かに、「黒魔女さん」シリーズ(石崎洋司/
作藤田香/絵)などを、「これにする」と持ってこ
られると、表紙のマンガチックなイラストから、思
わず「もっと、まともなのを読みなさい。」と言い
たくなるかもしれません。(`へ´)

でも、そこはがまんです。(¬_¬)⇒

一気に「ハリーポッター」シリーズへはいけないの
です。どうしてもそれが気に入らないのなら、
青い
鳥文庫
のなかの、違う作品を勧めたほうが良いでし
ょう。現代作家として超売れっ子の「宮部みゆき」
の作品もありますし、「アルプスの少女ハイジ」な
どのお馴染みの作品もありますよ。

ここ、Yahoo!ブックスで、青い鳥文庫の作品、レ
ビューを参照できます。

どうしても活字は嫌い!という子供には絵本もいい
です。コミックのように、半ばリアルに現実の世界
を描いているのではなく、画と少ない文字から、い
ろいろなことを空想できます。宮沢賢治の作品など
はうってつけかも。一度、「銀河鉄道の夜」の絵本
を見たとき、その絵(影絵)の美しさに感動したの
を覚えてます。


  

絵本はもしかしたら、その後の「詩歌」 〜 厳選
された少ない文字で、作者の意図や感性を伝える〜  
への興味を引き起こしてくれる可能性もありますし
ね。
それと、「葉っぱのフレディ」(レオ・バスカーリ
ア:作、島田光男:絵、みらいなな:訳、童話屋:
出版)のように、「死とは何か」を考えさせる、深
い哲学を持った絵本もある。


  

レオ・バスカーリアが哲学者だから当たり前なので
すが、大人が読める絵本であり、これほど感動でき
る絵本も珍しいです。
死を考えるという事は、生を考えることですから、
ご年配の方、思春期の中、高校生にもお勧めです。

実際、僕の知ってる方(40代男性)で、自分用
親用、そして子供用と3冊買った! 人もいますか
ら。(そこまで買わなくても・・;(^.^);)

読書は一生の宝、早くから習慣づけしたほうがいい
と思います。

 

 

 


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